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zoom RSS 地下資源は緩衝材

<<   作成日時 : 2012/04/13 05:25   >>

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エコが声高に叫ばれるけど、CO2の削減などよりももっと緊急を要する事案がある。それは、百年にもわたって地下資源を掘り続けてできた空洞をどうするかだ。

地球が究極の構造物であり、その頑丈な構造物の上に我々の世界の構造物が乗っかっている。ところが、頑丈なはずのその地面が資源掘削のために崩壊の危機にさらされているのだ。足下が空洞になっているとすれば、薄氷を踏む思いがして、居ても立ってもいられない。

掘削による空洞のある場所が地球上でひどく偏っていることも心配だ。フィギュアスケートでバランスを崩せばジャンプなどの失敗につながるのに似て、回転体である地球がバランスを崩してこれまで以上の頻度で地震が起きるかもしれないのだ。

まずは、地下を掘ったら埋め戻す必要があろう。かと言って下手に何かを埋め戻せば、予想もできない新たな不都合が生じて危険度が高まる恐れもある。地下物質を長年にわたって掘り上げたことが、人の間違いであったのかもしれない。

自然界でこんな無謀なことをするのは人間だけで、他の生き物はせいぜい地下数メートルしか掘らないだろう。

よくよく考えると、石炭や石油、あるいは天然ガスなどは、本来、エネルギーを得るための資源ではない。むしろ、地球の中心の灼熱のエネルギーの緩衝材として存在していると考えるべきだった。

灼熱の地球ガ冷えて穏やかになる過程で、まだまだ厳しい環境の中で生き抜いた植物と動物がいた。その遺体が石炭や石油、あるいは天然ガスとなった。その結果、彼らは身を持って地球内部の灼熱からわれらを守ってくれることになった。これらは地下にあってこそ地上を調度良い環境にしてくれているわけで、これを取り除いたら地球内部の灼熱の状況がじかに伝わってくるのではないだろうか。

人は今、貪欲に生きるために太古の生き物が作ってくれた最高の緩衝材を取り払っている。人は地球を壊しながら生きていると言っていいだろう。この行為は、灼熱の大地に逆戻りさせてしまっていることなのだ。貪欲に生きるのは当然としても、他の生き物と同じく地球を壊さない生き物として生き、自然に従順であるべきと思う。

人のエネルギーへの欲望はとどまらず、ならば自然エネルギーということで太陽光発電が注目だが、高効率な太陽光パネルにはシリコンが使われる。そのシリコンは、コークスなどの炭材を燃やさなければ精製ができないし、発電パネルができるまでにはべらぼうな電力が使われるのだ。業界はエネルギーペイバックタイム(製造で使った電力を自家発電で取り戻す時間)は数年というが、少なすぎる気がする。本当は十数年、あるいは二十年以上かもしれない。
あんなに薄っぺらいシリコン膜の装置が数百万円もするのはなぜだろう。それも、何年たっても安くならない。その元凶は製造電力の膨大な消費にあるのではないだろうか。

太陽光発電の普及に費用のことばかりが遡上に上がるが、炭材を燃やさなければならないこと、大量の電気を使うこと、それにインジウムという希少資源が必要なことなどなど、もっと根本的なことがもっと大々的に取り上げられるべきであろう。

しかしながら、これらのファクタが解消されたとしても、人の今の活動形態では自然は壊れてゆくだろう。例えば電気を使うだけでも、発電と使用の両方で熱を放射してしまうのだ。

自然を守ってあげるなんて考えてはいけない。人が壊さなければ自然は自ずと守られる。これが本当の自然保護だと思う。石油がなければあらゆる生活用品がなくなるが、石油が地下に収まっている限り悪さをしないので地球の自然は保たれるだろう。ウランだって、地下に収めておけば恐ろしいことにはならないのに、よりによって中性子をぶっつけて核反応を起こさせるから数十万年もの間放射能を出し続けることになる。使用済みの核燃料でさえ数十万年もの間完全に隔離しなければならない。こんな、人の手に負えなくなった核の灰が世界中にあふれている。どんどん増え続けている。
それでも原子力様と崇めて経済成長、成長、成長と叫んでいいのだろうか。

今後は
ガソリンの枯渇に向けて、より質素に生きます。そうあるべきです。
これまでは、よりよい生活を目指してガソリンや電気などを思うままに使ってきました。それが経済発展に繋がっていくため、さらなる消費を目指すという右肩上がりの循環に乗じてきたのです。
じつは、それが環境汚染、地球破壊への悪循環でした。

原子力発電や火力発電は海水の温度を上げることでしか稼働しません。水力発電は落差や圧力差が電力になるが、原子力と火力の場合は温度差が電力になります。発生させた熱をいかにたくさん冷やすかで出てくる電力が決まるのです。燃料を燃やして作った熱をいかにして海水に受け取ってもらうかということなのです。つまり、装置で温まった水を海に流し続けなければ電気はできてこないのです。ということは、温暖化によって海水の温度が上がれば発電効率が下がることになります。

では、これだけ世界中の発電機が温度の高い水を海に放出しているのに、海水温の上昇がそれほど激しくないのはなぜでしょうか。その答えは低気圧の多発にあると思います。

周知のとおり、海の水が暖かくなれば上昇気流が発生し低気圧になる。これによって海水が蒸発していくのだが、この蒸発が海水温を下げているのです。これが、中学生以上なら誰でも習ったはずの気化熱の仕組みですね。海水温がある程度に抑えられる代わりに天候不順となり、あらしとなって我々に襲いかかってくるのでしょうね。

さて、ガソリンの代わりに電気をということで電気自動車が注目でしょうが、その電源を原子力や火力に頼れば海水温が必ず上がるわけで、それは低気圧の多発や異常気象に繋がり、生活環境を脅かします。そのジレンマによって車社会が大きく変わるでしょう。ガソリンの高騰が、これまでの経済発展思考が温暖化に繋がることにこれまで以上に気づくためのよい機会となり、より質素な生活への方向転換が必要だということに気づかされるでしょう。

これからは、循環型エネルギーの開発も必要でしょう。さらには、極言するなら耐震対策や津波対策を強化するよりも自然の脅威の隙間を探して生きるのが最善かもしれません。地下を空洞にし、山の岩石を砕いてセメントを作り平地を固める行為は自然環境に照らしては矛盾しており、鉄骨などで世界中を無節操に固めては地球に与えられたすべての生命には地獄絵でしょう。

自然の脅威に立ち向かうのでなく自然に従順に生きて、脅威の隙間を探して生きることが求められているような気がします。こぞってそこに傾注すれば、人類が培った科学は質素な生活に対して素晴らしい力を発揮するものと信じます。

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